こんにちは、ハジメです。
車という密閉された空間はお互いの思考が空気中に漏れ出して、私はとても息苦しくなってしまうことが多々あります。
例えばタクシーに乗っている時、運転手のイライラは直ぐに乗客である私に伝わってきますし、ドライブデートの時は気さくな話しで場を盛り上げたいという緊張感が車の中を静電気のようにピリつかせたりします。
このような下界の話は置いといて、歌の中で車内は男女の恋愛の駆け引きの場として描かれてきました。
今回はそんな「車の中」にスポットライトを当てた曲を3つ紹介したいと思います。
「霧に走る」中島みゆき
一言で言えば、「喉の渇きを不幸という泥水で必死に潤す女」
傷をえぐるような歌詞が返って私を元気づけてくれます。
「中央フリーウェイ」松任谷由実
一言で言えば、「恋の終わりを予感する気高い文学少女」
果たして、愛してるって言っても聞こえないのは本当に風が強いからなのでしょうか?
ルーム・ライト(室内灯)由紀さおり
一言で言えば、「幸せの階段を登るご令嬢」
ただ時系列的に彼女を家に送るだけのストーリーですが、「彼を思う気持ち」と彼女の忍耐強さが伝わってきます。
裏声がさらに曲に品を添えてくれています。